情報トライアングル実験のネットワーク環境


ネットワークの分類
実験で使用するネットワークは,次の6形態です。
(1)イントラネット実験
トライアングル内における実験を実施するネットワークであり,トライアングルに閉じた通信のみサポートし,インターネットとは接続しない。
(2)インターネット実験
トライアングルにおける実験のうち,既存インターネット技術(IPv4, 数Mbps程度)を使用し,外部接続性を必要とする実験を行う場合に利用するネットワーク。インターネット接続については各実験プロジェクトごとに各インターネットサービスプロバイダ(ISP)と契約する必要がある。
(3)次世代インターネット実験
次世代インターネットそのものの実験およびその利用実験に使用するネットワーク。インターネットへの接続は原則として行わない。
(4)道路管理イントラネット
道路管理者としての国・県・市町村を接続して,道路情報の収集及び提供等道路管理の高度化に向けて実験的な取り組みを行うネットワーク。
(5)地域行政イントラネット
市町村が個別に構成するLAN(イントラネット)を相互に接続するためのネットワーク。市町村間での行政情報等に関わるデータを交換するために使用する。本ネットワークでは,インターネットへの接続を行わないこととし,市町村のインターネットへの接続は一般インターネット実験ネットワークへの接続により行う。
(6)学校教育ネットワーク
学校間を接続して,遠隔授業や教材の相互利用などに活用する事を目的としたネットワーク。また,学校のインターネット接続用にも利用する。

トライアングルとの接続
トライアングルとの接続は,以下の3方式により可能です。実験参加者は,トライアングルのインターフェース仕様に合ったネットワーク機器を用意し,ネットワークオペレーティングセンター(NOC)内の機器に接続していただく必要があります。また,NOCまでの通信回線利用料も実験参加者の負担となります。
1. ATM接続
2. 専用線接続
3. ダイヤルアップ接続(ISDN、アナログ)
アクセス回線 提供インターフェース ネットワーク機器
ATMサービス ATM(ATMスイッチに直接収容)
  ・方式:SONET/SDH(STM-1/STS-3c)
  ・光ファイバ種類:シングルモード
  ・コネクタ形状:SCコネクタ
ATMスイッチ×1
(SMF対応)
専用線 Ether(スイッチングHUB、HUB)
  ・方式:10Base/T,100Base/T
  ・ケーブル種類:UTPケーブル(カテゴリ5)
  ・コネクタ形状:RJ45
ルータ×2
ISDN,
アナログ回線
ダイヤルアップ接続 モデム 等

プロトコル
本実験で使用するネットワークプロトコルは,TCP/IPとします。

IPアドレス
1. イントラネット実験では,トライアングル運用管理組織より付与されるプライベートアドレスを使用して頂きます。
2. インターネット実験では,契約先ISPより付与されるグローバルアドレスを使用して下さい。

ネットワークセンター
本ネットワークの接続ポイントは,以下の3つです。
本ネットワークセンターへの入室には,事前連絡していただく必要があります。
1. 広 島NOC (中区橋本町 穴吹ビル内)
2. 東広島NOC (東広島市鏡山3丁目 広島テクノプラザ内)
3.  呉 NOC (呉市阿賀南2丁目 西部工業技術センター内)

ネットワーク上の責任分岐点
ネットワークが提供するインターフェースまでをネットワーク運営者側の責任範囲とします。

実験参加者の負担
・ NOCまでの回線運用費用,及び回線創設費用。
・ NOCに持ち込む機器(DSU、ルータなど)の費用とその機器を本ネットワークのインタフェースに接続するためのケーブル費用,及びこれらを設置・設定するのに必要な工事費用。
・ 実験参加者側で必要な機器等の費用。
・インターネット実験の場合,ISPとのインターネット接続サービスに関わる契約及び運用費用
接続調整
アクセスポイントへの機器の持ち込みについては,別途調整が必要な場合があります。

    
貸出用機器
ネットワーク実験参加者を対象に貸出用機器(サーバ及びルータ)を用意しています。数量に限りがあるため,各実験参加者からの機器貸出希望がこの上限を上回る場合は,別途協議し,利用者を決定します。
また,広島NOCに各ネットワーク実験参加者を対象に共有サーバを用意します。使用に当たっては,別途協議を行うこととします。

信頼性
・ ネットワーク運営者は,情報トライアングルのネットワーク通信回線上で障害なく通信が行われるために必要なネットワークの維持・管理に努めることとしますが,通信の品質は,保証することはできません。
・ 情報トライアングルのネットワーク通信回線を利用すること,また利用できなくなること等により生じた損害についてネットワーク運営者は責任を負いません。
・ ネットワーク運営者は,個々の通信内容及び実験実施に当たり知り得た他人の秘密を外部に漏らしません。

障害停止や保守作業に伴う連絡体制等
・ 障害時には,早急に復旧に努めます。
・ また定期的な保守作業を行う場合には,原則として2週間前までに連絡します。
・ その他緊急時の連絡体制は別途検討します。

注意事項
実験ネットワーク
 本ネットワークは「実験」ネットワークですので,ネットワークがダウンする可能性は皆無では有りません。各実験参加者のネットワークは,これを意識した構築運用を行ってください。
IPアドレス
イントラネット実験では,トライアングル運用管理組織より付与されるプライベートアドレスを使用して頂きます。
インターネット実験では,契約先ISPより付与されるグローバルアドレスを使用してください。
次世代インターネット実験では,基本的にプライベートアドレスを使用します。
責任分界点
 本ネットワークと実験参加者との責任分界点は、本ネットワークが用意するインタフェースとします。すなわち、提供インタフェースに接続するケーブルから実験参加者側は、実験参加者の責任において管理していただきます。
持込機器条件
 各実験参加者が各NOCに持ち込む機器(ルータ等)の条件は次のとおりです。この条件に適合しない機器の持ち込みを希望される場合は,別途協議が必要です。
 ・ 19インチラックに搭載可能であること。
 ・ ラックマウント可能な機器は,ラックマウントすること。
 ・ コンセントの形状は,平行2極又は平行2極アース付きであること。
  *供給される電源はUPSを用意する予定です。
インターネット実験における帯域保証
 ・専用線接続(ATM回線を使用する場合)
  トライアングル内では基本的に,つなぎ込まれたATMの帯域を保証することとします。
 ・専用線接続(上記以外の場合)
  トライアングル内では,各実験参加者の契約先ISP毎に接続された専用線の帯域の総和を保証します。
 ・ダイヤルアップ接続参加者の場合
  トライアングル内では,1NOC当たり23回線分の帯域(1.5Mbps)を保証します。
イントラネット実験における帯域保証
 ・ 通常は,一つの帯域を複数の実験団体で共用し,個々の帯域保証は行いません。
 ・ 実験内容により帯域保証が必要と認められる場合は,実験団体に専用の帯域を割当て,帯域保証することを可能とします。
接続性
 提供インタフェースと実験参加者負担機器との接続性(特にATM接続)に関しては,事前に十分な調査が必要です。 したがって,機器の選定を行う場合,提供インタフェースとの接続性を十分に考慮し決定していただく必要があります。

前のページ情報トライアングルのトップページ